出産までの流れ

出産までの流れ

妊娠中のからだは、赤ちゃんの発育が進むにつれて様々な変化が起こります。特に妊娠11週(3か月)頃までと、妊娠28週(8か月)以降は、体調が変化しやすい時期です。働き方や、休息の方法、食事のとり方など、無理のないよう十分注意しましょう。

妊娠から出産まで

妊娠0~3週
妊娠2週頃に受精卵が着床し、妊娠します。
お母さんに自覚症状はなく、ほとんどの場合気付くことはないのですが、おなかの中で赤ちゃんの生命は芽生えています。
妊娠4~11週
生理の遅れや体調の変化によって妊娠に気付きます。まずは妊娠検査を受けましょう。人によってはつわりの症状が現れはじめます。
また、流産しやすい時期でもありますので、無理をせず安静を心がけましょう。
妊娠12~15週
おなかが少し大きくなりはじめる頃です。妊娠届出書を提出して母子健康手帳の交付を受けると、妊婦健康診断が始まります。
赤ちゃんは内臓の形態がほぼ完成する頃です。
妊娠16~19週
安定期になり、つわりも治まってくる頃です。おなかのふくらみが目立ち始めます。
赤ちゃんは全身にうぶ毛が生え、からだが胎脂という脂におおわれ始めます。
妊娠20~23週
胎動を感じはじめる頃です。妊娠中期~後期は貧血や妊娠高血圧症候群が起こりやすいので注意が必要です。
赤ちゃんは骨や筋肉がしっかりしてきて、動きが大きくなります。
妊娠24~27週
子宮の上部がおへその部分を越えるため、腹部が全体的になだらかな丸みを帯びてきます。
赤ちゃんは、脳が発達して体の制御機能が高まり、体の向きを変えるなど動き回るようになります。
妊娠28~35週
子宮が胃を圧迫するため胃につかえた感じがしたり、おなかの張りを感じることがあります。適度な運動と、積極的に水分補給するようにしましょう。
頻繁に感じていた胎動の回数がちょっと少なくなり、赤ちゃんがおとなしくなったような印象を受ける人がいるかもしれません。
赤ちゃんは皮下脂肪が増え、体つきがふっくらして、外見は新生児とほとんど同じようになってきています。
妊娠36~40週
いよいよ臨月です。子宮が下がり、上腹部の圧迫が少し楽になります。胃の苦しさが無くなり、体重増加しやすい時期になるので食事のとり方には注意が必要です。
赤ちゃんの外見上の発育は完成します。

お産のサイン

おしるし
出産が近づいた頃、少量出血することがあります。これを「おしるし」と呼びます。この出血は、子宮の収縮によって赤ちゃんを包む卵膜の一部が子宮壁からはがれて、毛細血管が破れたことによるものです。
おしるしは心配ない出血で、もうすぐお産が始まるというサインです。
前駆陣痛
本格的な陣痛が起こる前に、陣痛と同じように子宮の筋肉が収縮することで起こる前駆陣痛。時間の間隔が不規則で、痛みの程度がそれほど強くなかったり、痛みがおさまったりする場合があります。
間隔が一定になり痛みが強くなる場合は陣痛の可能性が高く、10分間隔で来るようになったら分娩施設へ連絡します。
破水
赤ちゃんを包んでいる膜が破れ、中の羊水が出てくることを破水といいます。多くの場合は陣痛のピークの頃に起こりますが、陣痛が始まる前に破水することがあり、これを「前期破水」といいます。そして子宮口が開いていない状態で陣痛きて起こる破水は「早期破水」と呼び、区別されています。
破水かな?と思ったら、すぐにかかりつけの産婦人科に連絡するようにしましょう。